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次亜塩素酸ナトリウムなど、化学物質の取り扱いはありませんか？《保護めがね着用義務化》
2024年4月1日より、化学物質を取り扱う事業所では《保護メガネの着用が義務化》されました。
次亜塩素酸ナトリウム（次亜塩素酸ソーダ）、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなど、「化学物質」の取り扱い時には保護めがねの着用が義務化されました。
食品関連業界で消毒液として広く使用されている「次亜塩素酸ナトリウム水溶液」などを取り扱う作業者の方も、保護めがねの着用義務の対象です。
飲食店の厨房で働かれている方や、薬剤を使った洗浄、消毒作業をしている清掃員の方も対象となります。
化学物質に関する法令改正
厚生労働省は、化学物質による労働災害を防止するため、化学物質による労働災害防止のための新たな規制を設けました。
2024年4月1日より、「皮膚等障害化学物質※」の取り扱い時に、保護めがねの着用が義務化されています。
ご使用中の化学物質のSDSにこのアイコンがある場合、保護めがねを着用する義務があります。
出典：厚生労働省 職場のあんぜんサイト
※皮膚等障害化学物質とは、労働安全衛生規則（「安衛則」ともいう）第594条の２において、「化学物質又は化学物質を含有する製剤（皮膚若しくは眼に障害を与えるおそれ又は皮膚から吸収され、若しくは皮膚に侵入して、健康障害を生ずるおそれがあることが明らかなものに限る。）」と規定されています。
取り扱い作業例
漂白剤や洗剤に含まれる、次亜塩素酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどは『健康被害を起こすおそれのあることが明らかな物質』です。
次亜塩素酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムは、眼に対する重篤な損傷性・眼刺激性は「区分1」であり、眼の表面に対するばく露に伴う眼の組織損傷または重篤な視力低下を発生させる性質があります。
次亜塩素酸ナトリウム
（次亜塩素酸ソーダ：CAS番号：7681-52-9）
- 殺菌料として野菜や果実などの食品の消毒
- 細菌類やウイルスの消毒
- 上水道・プールの消毒、水処理
- 衣類・リネンの漂白
- 医療器具などの殺菌
- 食品添加物（殺菌・変色防止）
水酸化ナトリウム
（CAS番号：1310-73-2）
- 化学繊維・紙・パルプ製造
- 有機薬品・無機薬品・医薬・農薬・染料中間体製造
- グルタミン酸ソーダ原料
- 食品製造
- 強力な油汚れ洗浄
水酸化カリウム
（CAS番号：1310-58-3）
- 医薬品（防腐剤）漂白剤
- 化粧品原料（清浄用化粧品、頭髪用化粧品、基礎化粧品、メーク化粧品、口唇化粧品、口腔化粧品、入浴用化粧品）
- 食品製造用（アルカリ剤及び中和剤）
- 強力な油汚れ洗浄
保護めがねの種類
【サイドシールド無しスペクタクル形保護めがね】
正面からだけの飛来物等から眼を保護するもの。
防災面（顔面保護具）と併用することで有効に使用できる。
〈おすすめの保護めがね〉
ビーセーフプロ 314 BS314YG >>製品の詳細はこちら
【サイドシールド付きスペクタクル形保護めがね】
正面及び側面からの飛来物等から眼を保護するため
のもの。
防災面（顔面保護具）と併用することで有効に使用できる。
矯正用眼鏡の上からでも装着できるので、多くの作業者に対応できる。
〈おすすめの保護めがね〉
★新製品
ビーセーフプロ 689 BS689CLAF >>製品の詳細はこちら
【ゴグル形保護めが
ね】
作業場のあらゆる角度から発生する粉じん、薬液飛沫、飛来物等から眼を保護するためのもの。
化学物質取扱いに適する。
〈おすすめの保護めがね〉
ビーセーフプロ 922N ゴーグル BS922N >>製品の詳細はこちら
弊社では、ほかにもたくさんの《保護めがね》のラインナップがあります。
保護めがねのラインナップはこちら
注意：
●保護めがねの使用によって液体の飛散による眼への直接接触は防げるものの、額等に付着した物質が垂れてくることにより眼に入ることも考えられるため、懸念される作業の場合は保護めがねだけではなく顔面全体を覆う保護具（フェイスシールド）との併用をご検討ください。弊社では、フェイスシールド型は現時点では取り扱いはございません。
●上記の洗浄・消毒剤がビーセーフプロの保護めがねにかかると、レンズや防曇加工の性能劣化を引き起こす原因となります。レンズにかかった場合は、水を含ませた柔らかい布等で軽く拭いてください。使い続けると必ず劣化していくので、定期的に交換してください。また、作業中に保護具が破損する場合もあるため、必ず予備の保護具を常備いただくようにしてください。
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